梅シロップ
とうとう、嬉しいような、悲しいような、梅の季節がやってきました。
その間は、自分が料理オタクだと思い知らされるんです。
スーパーの野菜売り場、仕事先の近くの八百屋さん、 つい青梅と目が合ってしまうんです。 青梅が 「おいで、おいで」 しているんです。
今日は、仕事で疲れているから とか 家ですることがあるから と思っても、つい「シロップを作るのにはもってこいのお値段」 と思うと、もう手に持ってしまっている状態。
両腕に下げて、帰宅し、娘に半ば半べそ状態で話すと、「しょうがないよ。私も手伝ってあげるからさ。」 と言ってくれる優しい娘・・・と思いきや、「今年はこれでお仕舞いって訳じゃないよね」 と とどめの一発。 ふぁ~、あと何回作ればいいの???
この梅シロップは母から教えてもらったもの。 つい数年前まで、孫達のために、指が真っ白、しょぼしょぼにふやけて、ヒリヒリしても何十本と作ってくれていたのですが、さすがに私が作れるから、大丈夫! と 我が家の分は私が作ることになったのです。
面倒くさいと文句を言いながらも、皮を剥いていると、ポワ~ン と 梅のいい香りが。梅雨で、じとじとしたり、暑かったり。 そんな時に梅ジュースはぴったりなんですよね。 氷をたくさん、すごく薄めて(ちょっと甘みを感じるくらい)お食事の時に出しても、食欲増進になって、いいのです。
さて、作り方ですが、各家庭で お酢を入れる、ちょっとお酒を入れる 氷砂糖を使う、火にかける などいろいろありますが、我が家は青梅と砂糖だけです。 だいたい3日でシロップが出来るので、出来たらすぐ冷蔵庫へ。
材料(梅酒用保存瓶1個分)
- 青梅 ・・・ 2kg
- 砂糖 ・・・ 1kg~1.5kg
- 保存瓶は消毒しておく。 青梅は洗って水気を拭く。
- 青梅は皮をらせん状に剥き、(早くシロップを出すため)広口瓶に入れていく。一段入れたら、砂糖。 一段入れたら砂糖。 ・・・と交互に入れ、一番上には残った砂糖を載せる。 そして冷暗所に置く。
- 2~3日くらい経つと青梅が しぼけてきて、シロップが採れる。 そのシロップだけを冷蔵庫で保存する。
- 飲むときは5倍くらいに希釈する。 レモン汁を入れてもよい。
* 出来たシロップは必ず、すぐに冷蔵庫へ入れてください。
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