とろける杏仁豆腐
今日は、日中涼しくて、やっと何かを始めようかという気になり始めました。
そして、そろそろ冷たいものともしばしお別れかしらと思い、先日初めて作った杏仁豆腐をアップしないと、季節外れになってしまうと、デザート続きで申し訳ありませんが載せさせて頂きました。
はい、杏仁豆腐は初めてなのです。
「寒天」 があまり好きじゃなかったのです。 子どもの頃、寒天というと 「ポリポリ」とか「コリコリ」 という 食感のイメージがあって。 お口の中でいつまでも溶けていかない、というのが悲しくなる(笑)のです。
それが、ふとした事で 「かんてんパパ」 という製品を頂いてから、結構美味しいじゃないと思って、食べるようになりました。
ただ、未だにアメリカの固い「ジェリービーンズ」は苦手です。(あれは寒天じゃないですね!?)
そして、 「杏仁豆腐」 ですが、
そういうイメージが強くてあえて作りたいという想いがなかったのですが・・・・
最近!? 「とろける杏仁」という言葉が出始め、周りの人達(娘も)が美味しいと言っているのを聞くに付け、やっと重いお尻(ん?)をあげる事にしました。
まず、杏仁豆腐を作るには、杏仁霜(きょうにんそう とか あんにんそう どちらとも言うみたいです)というパウダーが要ります。 スーパーで購入しましたが、結構良いお値段なのでびっくりです。
その杏仁霜 のパッケージに付いていたレシピや、その他いくつかのレシピを参考に、「だいたいこんなものかなあ」と分量を決め作ってみました。
いつものとおり、固いのは好きではないので、極力寒天およびゼラチンは少なめです。
杏仁豆腐と言うよりは、パンナコッタに杏仁霜を入れたような味ですが、子どもたちには大受けで、 杏仁豆腐がお気に入りの中華料理店「○○商人」より美味しいなどど言いながら「これだけ??」という言葉とともに全て一回でなくなってしまいました。
- 粉ゼラチン ・・・ 3g
- 粉末寒天 ・・・ 1g
- 杏仁霜 ・・・ 30g
- 砂糖 ・・・ 20g
- 牛乳 ・・・ 250ml
- 生クリーム ・・・ 200ml
- あればアーモンドエッセンス ・・・ 少々
- 砂糖 ・・・ 40g
- 水 ・・・ 100g
- レモンスライス ・・・ 適宜
作り方
- ゼラチンは冷水大匙1杯の中にふり入れて、15分以上ふやかしておく。
- お鍋に、寒天・杏仁霜・砂糖を入れて混ぜ、さらに牛乳を少しずつ加え、泡だて器でよく混ぜる。
- (2)の鍋を中火にかけ、沸騰したら火を止める。
- ふやかしたゼラチンを電子レンジで20秒弱かける。(沸騰させないように)
- (3)の鍋に(4)のゼラチンを加え、ゴムベラで混ぜ、生クリームとアーモンドエッセンスを加える。
- ボールの下に氷水をあて、ゴムベラで底をなめるようにゆっくりと混ぜながら冷し、とろみが付いてきたら、冷蔵庫で冷やし固める。
- 砂糖・水を別の鍋に入れ、砂糖が溶けるまで熱する。 熱くなくなったら、冷蔵庫で冷やしシロップにする。
- 器に杏仁豆腐を盛り、好みでシロップをかけ、レモンのスライスを添える。
* 今回は初めてという事で、恐る恐るこんな分量かと作ったので、分量は少なめですが、これなら倍作ってもよかったと後悔しました。 (息子いわく たぶんにかあさんの味にならされているから、美味しいという基準もかあさんの味で、世間一般とは違うのかも・・・・。 ということで、あくまで我が家でウケたというだけです。作られてお口に合わなかったらごめんなさい)
* 美味しいと思うものは健康に悪いのでしょうか?
寒天よりゼラチン。 マーガリンよりバター。 牛乳より生クリーム。
そういう物を美味しいと思う私の味覚が悪いのか? 食育が大事だと言われていますが、 私の思う美味しいものを子どもに作っている私は子どもの健康を害しているのでしょうか? 最近不安なのです。 といっても、自分だけ食べるわけには行きませんし、食べたいものを我慢したら、生きる楽しみなくなっちゃうんで、開き直るしかないかしら?!!!
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コメント
はんやんたうふ~。
どうしても、あのにおいが好きじゃないんですよね、アーモンドのイメージが強すぎで、なんであのアーモンドがこんなにおいになるんだろう?って不思議で不思議で・・
>>美味しいと思うものは健康に悪いのでしょうか?
深いですね、美味しいものが健康に悪いとは一概に言い切れませんしね、ましてやtottoさんの手間隙かけて作るお料理がお子さんの健康を害してるなんて、そんな事全く無いですよ、考えすぎです。
寒天よりゼラチン、マーガリンよりバター、牛乳より生クリーム、、、単一の使用材料、調味料などで考えるよりバランスだと思いますしね。
毎日マクドナルドの鍵っ子や牛丼のサラリーマン、、、と比べたらねぇ・・・
お母さんが手間隙かけて作る後ろ姿を見て、夕飯の支度を手伝ったり、ちょっと味見してみて。って親子のコミュニケーションが出来たり、後片付けをしてみたり、、
そういうのも含めて”食育”だと思いますよ。愛情たっぷりの美味しいお料理たくさん食べさせてあげてください。
投稿: shin | 2007年9月26日 (水) 17時00分
shin様
そうでしたか、でも分かるような気がします。 私も今まで、全然食べたいと思わなかった位ですから。
ご存知とは思いましたが、
杏仁(「杏」の実の種のカラを取り除いたもの)をすりつぶして粉にしたものが、杏仁霜(杏仁粉)で、高価なので、香りが似ている安価なアーモンドを使うことが多いという事です。(どっちにしてもあの匂いなんでしょうね)
温かい、励ましのお言葉有難うございます。
。゜゜(´O`)°゜。
子どもたちの ほっぺのふくらみ具合 をチェックしながら、お菓子の秋 を乗り切ろうと思います。
投稿: totto | 2007年9月26日 (水) 17時30分