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帆立の燻製オイル漬け再び

2009_07_06_013c

前回作った 燻製道士様からヒントを得て作った 「帆立の燻製オイル漬け」 、かなり家族に好評で、みんな

「いやー、珍味、珍味」 と言って 食べます。 

 

燻製道士様の ブログ「燻製記」 によると、 

帆立は生にお塩をさっとふって風干後、燻製したのは ふっくらと とても柔らかそうで 見るからに美味しそうです。

2009_07_06_007c しかし、燻製時、かなりの量の水分が出てしまいますので、フライパン燻製では 煙が途中で消えてしまい 難しそうなので、やむなく断念。

今回は 理にかなっていないのかもしれませんが、

  • 茹でる時は 少ない水分で
  • 出たお汁は味付けに使う
  • 漬けるオイルはなるべく少ない量で

・・・と なるべく経済的に(ただのケチとも言う???)。

ついでに、鶏のささ身も燻製に。

 

材料

  • 2009_07_02_004a お刺身用生帆立 ・・・ 18個
  • 鶏のささみ ・・・ 6本
  • 白ワイン ・・・ 100ml
  • フュメドポアソン(魚の出し汁) ・・・ 小匙1
  • 塩 ・・・ 小匙1
  • 醤油 ・・・ 大匙1
  • あら挽き胡椒 ・・・ 適宜
  • たかの爪 ・・・ 1本
  • 太白ごま油
  • 燻製チップ ・・・ひとつかみ(今回はヒッコリー)
  • 紅茶の葉 ・・・ ティーバック1個分

作り方

  1. 2009_07_02_005a_2 鍋に 白ワイン、フュメドポアソン、塩、醤油、胡椒を入れ、沸騰させる。そこに帆立を入れ、さっと火を通す。
  2. 一旦帆立を取り出し、後の帆立の茹で汁にささ身を入れ、茹でる。
  3. 帆立を茹で汁に戻し、ささ身と共に 1時間漬ける。(この時漬け汁はひたひたなので、材料にかぶらないようなら、ジップロックに入れて空気を抜く。)
  4. キッチンペーパーにとり、水分を拭いた後、1時間くらい風干する。
  5. フライパンにアルミフォイルをひいて、燻製チップを一つかみと紅茶の葉を入れ、網をかぶせ、帆立とささ身をのせ、蓋をする。
  6. 強火にして、煙が出てきたら、弱火にし、約10~15分燻す。
  7. 帆立はジップロックに入れて、太白ごま油と種を除いたたかの爪を入れ、空気を抜いて1日以上冷蔵庫で寝かせる。
  8. 5日くらいが食べごろです。1週間くらいで食べ切ってください。

 

今日のお花は 「ヤマホトトギス」 です。 仕事場近くの公園、コンデジにて

なんだか、凄い色合いですよね。 でもよーくみると 愛着が湧きます。

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コメント

すご~い!!
なんでも自分で燻製にしてしまうのですね♪
よく、おつまみで売っているホタテの貝柱とか、
あれも燻製なのかな??
売っているやつはすごく高いですよね。

投稿: 777 | 2009年7月 6日 (月) 12時29分

おぉ~上手く撮るなぁ~。
テリテリで、ツヤツヤ。すげぇ。


しかし、これ4枚目のお写真はバックがブルーですよねぇ。これはいったいどんな状態なんでしょうか?
なんだか飛行機から見る窓の外、雲海のようにも見えますが・・・・


投稿: shin | 2009年7月 6日 (月) 13時37分

つやつやのホタテが食欲をそそり、お酒がすすみそうな一品ですね、(笑)

目に青葉、ヤマホトトギス、初鰹・・・

と言うけれど、同じ名前のお花?
(たぶん知らないの私だけ?教えてくださいな)

投稿: のんちゃん | 2009年7月 6日 (月) 14時59分

こんにちは♪
まぁ!ホタテの燻製、再来ですね♪
とっても素敵な仕上がり、tottoさんはいつも
色んな方のご意見を素直に取り入れて、さらにレシピを
バージョンアップされるので凄腕です!
私も見習いたいところ…☆
TOPのお写真、思わず「あーん」と口を開けそうになりました(笑)!

投稿: kaz | 2009年7月 6日 (月) 17時41分

ホタテの燻製オイル漬け。。。美味しそう~
リクエストがきちゃうのわかりますっ!!
うちでも作りたいな~中華なべで作ってみたいな~と
言ったらダーに「家中、けむくなるからやめて~」と
言われてしまいました。。。えー
そんなに煙がでますか?う~ん。。。

投稿: marumi | 2009年7月 6日 (月) 17時58分

こんにちは!チョコットご無沙汰してしまいましたm(_ _)mでもtottoさん、お元気になりました?!おいしそうな薫製のお写真を拝見すると大丈夫かな~って(^^)

う~ん、これは本当においしそうですね!作り方もいろいろ工夫されて、ホントおいしいだろうな~ってため息をつきながら拝見しました♪写真の良い匂いが漂いそうな質感がなんともいえませんね(^^)

ほととぎす、特有のそばかすが、なんて愛くるしいこと♪

投稿: haru | 2009年7月 6日 (月) 18時02分

777様

何でもは作れませんが、自分で作ると、味はともかく売っているものの何分の一かで出来ちゃうので、食べたいと思ったらトライせねば・・・・。

市販のは 味を付けて乾燥させたものと、燻製のオイル漬けもありますよね。知り合いに頂いたものは1個200円w(゚0゚)wという個包装になっているものもありましたよ。

家でやっても 珍味のうちに入りますよ~♪

投稿: totto | 2009年7月 6日 (月) 22時06分

shin様

もう 残りわずかになった時、撮っていないのに気付き、テレビを観ていた娘に頼んでこちらの写真となりました。

こちらのブルーはですねぇ、 ネットなんです。

本来は キャンプの食器乾燥用ネット?
私は 干物を作る時に活用しております。 ジッパーが付いていて、そこに入れて、乾かします。 虫よけです。

ムフフ、帆立さんとささみさんがプールで泳いでいると思いました??(笑)

投稿: totto | 2009年7月 6日 (月) 22時17分

のんちゃん様

ホトトギス、ヤマホトトギス、ヤマジノホトトギスというお花もありますよ。
どうやらホトトギスの柄に似ているから付けられた名前らしいですね。ちょっとづつ形が違っています。

目に青葉・・・の方のホトトギスは 鳥のようですね。

投稿: totto | 2009年7月 6日 (月) 22時47分

kaz様

いえ、いえ、頭が固いので、はじめからオリジナルはとても思いも付きませんもので・・・・。

いつも kaz様はじめ、刺激をくださる方々に恵まれて本当に感謝しております。

投稿: totto | 2009年7月 6日 (月) 22時56分

marumi様

しっかり蓋の出来る物でしたら、家中煙たくなるような事はないかと・・・。
燻製をした後、キッチンに来る人達、あまり気付かないくらいですよ。(においに敏感なダー様にはやっぱり無理かなぁ?)

お酒のおつまみに 手軽に作れてお勧めでーす。

投稿: totto | 2009年7月 6日 (月) 22時59分

haru様

haru様もお忙しくていらしたのですね。
お写真のアップされていらっしゃるのはしっかり拝見しておりました。

質感、出ていましたでしょうか? 嬉しいお言葉有り難うございます。

ヤマホトトギスのそばかすですか! それはいい表現ですね。 私は 発疹のように見えてしょうがありません。(笑)

投稿: totto | 2009年7月 6日 (月) 23時05分

tottoさん
こんばんは。

ご紹介ありがとうございます!

うわー、このホタテの燻製オイル漬け、
そそられますー。
めちゃめちゃおいしそうです!
また仕込んでしまいそう(笑)

今朝、会社でtottoさんのこの記事拝見したときから、
飲みたくてしょうがなかったんですよ・・・汗

偶然ですねー。
私も紅茶の葉を入れて(チーズですが)燻製してみた話を、今日アップしたところです。

投稿: 燻製道士 | 2009年7月 6日 (月) 23時50分

おおおっ、燻製!それも美味しそうな帆立の燻製オイル漬けバージョンアップ編

やっと燻製用に500円のフライパンを買いましたが、これがうちの鉄・アルミ・中華鍋より使い勝手がすこぶるいいので燻製用になりません~(涙)
・・・って、何か底に傷のついた銅の寸胴があるんですがそれで代用できるかな~???
燻製したいよーっ(号泣)

投稿: moo | 2009年7月 7日 (火) 01時35分

うーーん、、薫製って育つんですか?深いですねえ。
食いしん坊は待てないで食べてしまいそうです。

ヤマホトトギスって変わった形だなあってつくづく眺めちゃいました。ソバカスみたいってグットねえ。

投稿: sankanjinママ | 2009年7月 7日 (火) 02時13分

燻製道志様

構図が同じ様になってしまい、ちょっと2番煎じ気味でしたね!
紅茶の葉を入れた記事読ませて頂きました。このチーズは娘が大喜びしそうです。 何せスモークチーズに目がないもので。

会社でブログ見ても大丈夫ですかー?ちょっと心配になりました。(笑)

投稿: totto | 2009年7月 7日 (火) 09時55分

moo様

あははは、きっと500円のフライパンは 長持ちしませんから、もう少しの辛抱ですよ!

もちろん寸胴でも蓋が付いていれば、大丈夫と思いますが、網を入れるのに、ホイルをまるめたりしてチップとの隙間を作らなくてはいけませんね。 そちら大きいものなら 結構大物も出来るかもしれませんねぇ。 
もうすぐmoo様も燻製仲間だぁ。 私より ↑の燻製道志様のブログで色々な燻製が詳しく出てきますので、そちらをご覧になるともっと燻製したく(お酒が呑みたく!?)なりますよー。

投稿: totto | 2009年7月 7日 (火) 10時02分

sankanjinママ様

はい育ちます。(笑) カレーが翌日美味しいのと同じですね。

ヤマジノホトトギスはこちらのヤマホトトギスのように花びらが反り返っていなかったりして、もう少しお花っぽい(笑)です。なんだか 触れるのが怖いくらいな模様と思うのは私だけかしら?

投稿: totto | 2009年7月 7日 (火) 10時09分

こんにちは。
すごく美味しそうですね。
色もテカテカ!
フュメドポアソン はじめて聞きました。

作るの難しそうですね。

さすがtottoさんですね。

投稿: ton | 2009年7月11日 (土) 14時49分

ton様

あらら、作るの難しそうですか?
燻製は思っているほど難しいことはありません。古いふた付きのお鍋と網とチップがあれば、プロセスチーズや鮭のサクなどは思い付いた時にすぐ出来ちゃいますよ。

投稿: totto | 2009年7月11日 (土) 22時43分

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