手づくりこんにゃくを 初めて食べたのは もう10年も前でしょうか!
母のお友達が手づくりしたものを頂くようになり、歯応えと素朴な感じが大好きで、今まで食べていたのは何だったのだろうと思うほど 「こんにゃく」 の美味しさに目覚めました。
毎年 頂くのを楽しみにしていました。
ある時 生協で 生芋を見つけ、取り寄せて、手づくりしてみたら、なんだか水分が多くて随分柔らかいものが出来上がってしまいました。
そして、2度目、今度は水分を減らして作ってみましたが、やっぱり お友達の味とは違う。
今年、春に彼女にお目にかかる機会があり、こんにゃくレシピを頂きました。
さて、こんにゃく芋を何処かで入手しなくてはいけません。
ネットで検索すると 下仁田ファーム(http://www.shimonitafarm.com/)というところで 11月より ネット販売してくれるとありました。
早速注文。
今年は燃料費などが上がり、価格が上がるか、減量をするかもしれないとあらかじめご連絡があったにもかかわらず、同量で、隙間には下仁田葱やかぼちゃ、里芋が入っていて,嬉しさ倍増でした。
早速作ろうと 頂いたレシピを見ると、凝固剤が 添付されている凝固剤とは違う。
インターネットで色々検索すると 作り方もさまざまで、使う凝固剤も、分量も違う。
とにかく お友達のこんにゃくが食べたくて 取り寄せたのだからお友達のレシピ通りで作ろうと 凝固剤を買いに 薬局へ。
「炭酸ナトリウム」をください。
「こちらですね」・・・と渡されたのが 「炭酸水素ナトリウム(重曹)」
・・・・なんだ 重曹だったのか! 我が家にもあったなぁ。
こんにゃく作り パートⅠ(赤字は私がレシピと違ったやり方をした所)
材料
- こんにゃく ・・・ 300g
- 水 ・・・ 5カップ
- 炭酸ナトリウム ・・・ 30g(重曹30g)
- 熱湯 ・・・ 180ml
・ 厚手のビニール手袋(中厚地しか手に入らなかったので 下に軍手をした)
作り方
- ビニール手袋をして、こんにゃくの黒い皮を剥く。 芽の部分をえぐり取る。
- こんにゃく芋の重さを計り、水の分量を決め、大きめの鍋に水を入れ、その中に こんにゃく芋を摩り下ろして入れていく。 30分放置。(最初は写真のようにピンク色)
- 重曹を熱湯で溶く。・・・・ 当然 シュワシュワと 泡が出る。
中火よりやや強火にかけながら 色が変るまで(10~15分)木杓子で良く混ぜる。火からおろす。
- 軍手の上から中厚地のゴム手袋をして、熱湯で溶いた重曹を一気に入れ、急いで手早く一気にかき混ぜる。 この時 一旦 こんにゃくがばらばら状態になるが気にせず混ぜ続けると 一体化してくる。
- バットなどに入れて、上からよく押す。 ゴム手袋にくっついてくるのでしっかり押さなかった。←ゴム手袋に水を付けて押せば良かったと後になって思う。(^ ^;Δ
- 30分冷ましたあと、熱湯で30分茹でる。 茹でていると随分膨らんだので、途中俎板の上で押した。
- 茹でたのものを 食べてみると なんだか やけに ベーキングパウダーの味がして、こんにゃくの断面に小さな気泡がたくさん空いている。 何度か湯でこぼしているうちにベーキングパウダーの味はしなくなり、頂いたこんにゃくに近い味になる。
結論
炭酸ナトリウムと 炭酸水素ナトリウムは 別物と判明
炭酸水素ナトリウムもアルカリの為 凝固はするが、 気泡等で問題あり。
ここから、また 私の 炭酸ナトリウム探しが始まりました。
近くにある大きな薬局をあたり、農協をあたり、農家近くの小さな薬局もあたり、他市の大きな薬局をあたれども
「最近は 試薬をおく店がなくなり、入手は困難」 と聞きました。
ネットで購入は可能。 しかし手数料と送料で定価の倍以上になってしまう事が判明。
結局、先のお友達に聞くと、実家近くの薬局では扱いがあるとの事で、里帰りがてら入手しに行きました。
次回は こんにゃく芋に添付されていた 水酸化カルシウム(消石灰)で作ったのを載せます。
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